縮景園に行ってきました
縮景園とは
縮景園とは、1620年代頃より作られた広大な庭園です。
江戸時代の大名さんの周りでは、屋敷や城の近くに、庭園や茶室建築などを建てるのが流行ったらしいです。
作庭者には、千利休の系譜を引く茶人でもある上田主水正重安さんが起用されたそうです。
広島生まれ、広島育ちですが、一回も行ったことがありません。聞いたことはありましたが・・・。
初、縮景園です!!!
撮影したもの
う
ビルが見えます。
これが縮景園を代表する「跨虹橋(ここうきょう)」です。
1783~1788年ころに作られたものだそうな。
地上と天上を結ぶ虹に例えられているため、橋が大きく反っています。
縮景園は広いです。
園内に原爆慰霊碑があります。
爆心地から約1.22~1.46キロメートルしか離れていませんでした。
「被爆直後、数多くの被災者がここに避難してきましたが、治療もほとんど受けることができないまま息絶え、その遺体は園内に埋葬されました。」
小学生の頃、平和学習で原爆については学びました。とても悲しいことです。
悠々亭(ゆうゆうてい)。いい名前です。ここで歌会や納涼茶会も行われたそうです。
思っていたより人が多かったです。外国人観光客、子ども連れ、カップル、カメラマンなど。
松がきれいに剪定されているなと思いました。
園内にも池が多いためか、至る所でカニさんに出会いました。
広島と言えば、恋!違う、鯉!(カープ優勝おめでとう!)
園内で鯉のエサを売っています。
清風館(せいふうかん)。数寄屋風書院造りで屋根は杮(こけら)葺きの建物。
茶室もあるそうな。
縮景園は建物がいろいろあるのに、全てにおいて中が全く見えない。
雨戸も閉めたままで、中の様子を伺うこともできないのが残念。
ふりかえり
とても広いお庭でした。面積がある分、見どころも多かったです。
「ここの小高い所からお庭を眺めて当時の人は楽しんだのかなー」なんて思いながら写真を撮りました。
広島駅から900m(徒歩15分くらい)で、入園料が大人260円です。
足を運びやすいところです。