第13回奈良まほろばソムリエ検定2級を受けてきた
こんにちは。
昨日、第13回奈良まほろばソムリエ検定を受けてきました~!
奈良まほろばソムリエ検定とは
奈良ファンや奈良に精通している方々を認定するための検定です。
価値ある観光資源を持つ奈良をより多くの人に理解していただく一方、奈良を訪れる皆さんに、そのすばらしさを伝えることができる人材の育成を目指します。
(公式HPより)
年に1回試験が実施されます。奈良県に関する文化、歴史、産業、植物等について出題されます。
レベルが3種類あり、易しい方から2級、1級、ソムリエです。私は一番易しい2級を受けてきました。
2級は、第12回(昨年)では約650人の受験申し込みがありました。地方の検定にしては、案外受験者多い( ̄▽ ̄)
合格率は約75%、平均点は約80点/100点満点です。この数字を見ると、案外受かりやすい検定だということがわかります。
受験した動機:生活を豊かにするため
奈良歴9年ですが、歴史は苦手だったので知識はほぼ0です。高校・大学受験でも、「歴史なんて暗記科目だ!何も面白くないよ~(´;ω;`)」と思って、ただひたすらに暗記していたと思います。
ただ、ここ数年で国内外含め旅行するようになって、そこの文化や歴史、産業を知れば、旅行がもっと楽しめる!と実感するようになりました。大人になったのかな…( ̄▽ ̄)
今自分が住んでいる奈良を知り、生活を豊かにしたいと思ったのが、受験の理由です。
勉強の仕方
奈良検定公式HPでは、過去問題を公開しています。で、この過去問を解きました。
初めて解いたときは、「こんなマニアックなの無理~(;'∀')。特に古墳関連、意味不明!」と思っていましたが、3~4年間分を解き始めたところから、考えが変わりました。
というのも、奈良検定2級では、同じような問題を繰り返し出題しています。「あれ、この問題見たことある。3年前でも出題されてたな。」っていうことが、めっっっっっちゃあります。というか、ほぼそれです。ですので、過去問さえきちんと取り組んでおけば難しくないなと思います。
夕ご飯の後や、寝る前ベッドの中で、毎日10分~1時間程度過去問を解きました。
もちろん奈良検定は奈良を知るきっかけの1つであって、目的ではないので、合格のためにひたすら問題を暗記するのは意味がありません。
問題を解いて、現地に行って奈良を深く知るのが一番いいんでしょうね。
で、結果はどうなのよ
わかりません!!!笑
受けた手ごたえも特に書かないでおこうと思います!( ̄▽ ̄)笑
わからなかった問題について
わからなかった問題が複数ありました。
それを考えていこう~!
(57)「難波津を 漕ぎ出て見れば 神さぶる ( )高嶺に 雲そたなびく」(『万葉集』巻20-4380)の( )に入る山の名はどれか。
ア.春日 イ.生駒 ウ.三室 エ.畝傍
(試験中の私)
う~ん、これ。難波津ってことは大阪だよね?大阪から奈良方面を振り返ったら、まぁイ.生駒山見えるよなぁ。でも、生駒って「神さぶる」って言われるほど崇められてたのかな?知らんぞ、聞いたことない。「神さぶる」って言われたら、ア.春日 エ.畝傍 を選びたくなる…。ウ.三室は知らん。どこなん、それ( ̄▽ ̄)
え~い、答えは「イ.生駒」じゃー!!!
(正解)
イ.生駒
口語訳「難波の港を漕ぎ出して見ると、神々しい生駒山に雲がたなびいている」。
どうやら神が住むような神々しい山であったみたいです。
わからなかった問題2つ目。
(試験中の私)
え?わらしべ長者の舞台になった寺院って、奈良にあるんじゃ!( ̄▽ ̄)う~ん、知らん。聞いたことない。まぁとりあえず ウ.東大寺 は違うわ。東大寺だったら聞いたことあるはずじゃもん(なんの自信w)。で、あとは~、う~ん、ア.室生寺 か、 イ.長谷寺 のどっちかかな。うん、イ.長谷寺 じゃ!!!勘!!!!
(正解)
イ.長谷寺
どうやら勘が当たりました!ラッキー!
わからなかった問題3つ目。
(78)2月の節分行事で参加者が「福は山」と唱するのはどこか。
(試験中の私)
え~、聞いたことあるようなないような話。う~ん、なんとなく イ.法隆寺 かな。マークシートぬりぬり。でも待てよ、「山」が近くにあるってことよね?なら、三輪山がご神体の エ.大神神社 かな?
(正解)
エ.大神神社
またラッキーでした!
続きまして、
(97)薬師寺の国宝吉祥天画像が描かれた時代はいつか。
(試験中の私)
う~ん。薬師寺って確か白鳳文化を表す建築物だったよね。それなら、この絵も ア.白鳳時代 かな?この絵、見たことないけど…( ̄▽ ̄) イ.奈良時代 も捨てがたいよね~。うん、 ア.白鳳時代 じゃ!!
(正解)
イ.奈良時代
「白鳳“文化”」って言葉はあっても、「白鳳“時代”」って言葉はありませんwwしっかりしろ( ̄▽ ̄)
吉祥天女画像の作成時期については以下。
本作品は吉祥悔過会(きちじょうけかえ)の本尊像として製作されたものと推定される。吉祥悔過会とは奈良時代に始まったもので、年の初めに宮中や諸大寺において吉祥天像を祀り、過去の罪障を悔い改める(悔過)とともに、国家の繁栄や国民の幸せ、五穀豊穰などを願って営まれたものである。wikipediaより
とまぁ、振り返りは以上とします。
おわり
問題を眺めていたら、結構間違えてる問があるのとに気づきました。
まぁラッキーなことに2級が受かったとして、1級を目指すかは未定です。
でも1級って相当難しいらしいので、そこまで勉強する覚悟はいまのところないです。あくまで奈良を楽しむことが第一なので。
2級の勉強で、いろいろと知ることが多かったです。
特に古墳についてはそう感じることが多く、古墳にロマンを感じています。県内の古墳を回りたいと思いました。
では、また